最初は手回しの旋盤とフライス盤で始めたが、現在ではコンピューター制御のNC旋盤、マシニングセンターを使う。しかもNC旋盤、マシニングセンターとも2台ずつ、そのほかにアルゴン溶接機、プレス機などを狭い工場内に備えているのだ。これらを使えば、プログラミング次第で、ありとあらゆる金属部品の加工ができるといっても過言ではない。しかも、精度は1/1000mm以下にできる。しかし、でっかいクレーンで、スイカ一個を運んでいるような感じも…。
「汎用の旋盤でやると、ベテラン旋盤工でも1日2枚がせいぜい。うちならプログラミングまで入れても1枚20分でできます。しかも精度が全く違う」。
そんな吉田さんの元には全国のクルマ屋さんからFAXで注文が入る。
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外車に国産のホイールを使いたいとか、気に入ったホイールなのにPCDが合わないといった場合が多いようだ。中にはヨーロッパ車でハブボルトが3本しかないものに国産のホイールを使いたいといった例もある。
こうした注文は代金が入金次第製作に入る。製作費は一個1万円から。これは製品の精度や製作にかかる手間を考えると非常に安いといえる。
「加工機械のコストや、自分でやるプログラムの分が入っていないから。 |
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| だから一品ものでも安く作れる。機械の減価償却や、プログラムに掛かる分を考えたら、とてもじゃないが商売にならない」。
趣味はクルマ(現在の愛車はポルシェ993、米軍の軍用4WD車・ハマー、市街地では乗りにくいそうだ、当たり前だけど)、カメラ(ライカは何台もあり)、パティックフィリップなど高級腕時計のコレクションという吉田さん、根っからの機械好き、メカ好きなのだ。 |
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